ご挨拶

炎症性腸疾患は、内科医、小児科医と外科医が協力しながら治療を継続していかなければならない疾患です。内科治療の選択肢が増えましたが、一定の割合で手術が必要となる患者さんがいます。内科治療で状況を打開できない場合などでは、手術を受けることで、入退院を繰り返すことなく学校生活や社会生活を快適に過ごすことができるようになります。

最近では、体に優しい腹腔鏡手術を積極的に取り入れており、小さな傷で以前と同様に手術が行えるようになりました。手術は内科治療の失敗ではなく、内科治療との組み合わせを夫々の患者さんの状態に合わせて使っていく時代になったといえます。
炎症性腸疾患の手術は難易度が高く、専門的な知識と技能が必要です。質の高い治療(専門知識と技能)を炎症性腸疾患の患者さんに届けること、炎症性腸疾患外科専門医を育成することを目的に炎症性腸疾患外科が設立されました。

以下の3つが炎症性腸疾患外科の基本方針です。
・患者さんの負担を考慮した手術方法や腹腔鏡手術や内科治療を含め、夫々の患者さんに合わせた適切なアプローチを目指します。
・潰瘍性大腸炎、クローン病では、国内有数の手術経験と実績をもとに腹腔鏡手術など体にやさしい確実な手術を提供します。また、クローン病では手術方法の工夫(腹腔鏡、吻合方法、狭窄形成術など)と手術後再発予防プログラムで再手術を防止します。
・患者さんとご家族から信頼される質の高い治療を常に提供します。

治療に関することならなんでもお気軽にご相談ください。

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