ご挨拶

ご挨拶

消化器・一般外科 主務
江川 裕人

消化器病センターは昭和40年中山恒明先生によって設立されました。
以来56年間、消化器疾患に苦しむ患者さんのために、内科外科の壁をなくし、患者さんに寄り添いながらも革新的医療に取り組んできました。食道、膵臓、肝臓外科手術だけでなく、内視鏡や胆管造影などの検査や治療手技がセンターから生まれました。センター外科は女子医大一般外科と統合して消化器・一般外科という診療科名になりました。

令和3年4月より、学術研究の発展のために肝胆膵、上部消化管、下部消化管、炎症性腸疾患の四つの外科分野に再編されましたが、診療・教育においてはこれまでどおりワンチームです。

その消化器・一般外科では、食道から直腸にいたるまで、炎症疾患、がん、臓器移植と、すべての消化器疾患に対して全ての治療がなされています。
女子医大の強みは、他科との連携です。普段のセンター外科と内科の連携だけでなく、心臓、呼吸器、腎臓などの合併症のある患者さんにおかれましては、それらの専門医とスクラムを組んで総力戦で最善の治療をおこないます。

最後に、女子医大のスタッフは、とにかく患者さんに優しい。コロナ禍で面会ができず寂しい思いをしておられる患者さんにとって彼ら・彼女らの優しさは必ず患者さんを快方に向けると信じています。